当社の目指す方向性
当期の見通し
The forecast for this term
今後の日本の経済状況は、サブプライム住宅ローン問題や株式・為替市場の変動、原油価格の動向等から、景気の下振れリスクが高まっていることに留意する必要はありますが、アメリカ経済が持ち直すにつれ、輸出が増加基調となり、景気は緩やかに回復していくと期待されております。
当社の属するIT関連業界は、多くの企業がコンプライアンス・内部統制の維持、発展に向けた戦略的なIT投資を強化し、さらに、環境コンプライアンスも視野に入れたIT投資が活発化すると思われますが、企業間の競争は一層厳しいものになると予想されます。
このような中で、今迄「ITAS(アイタス)」という総称でまとめていたサービスを、今後は大きくふたつのサービスに分けて推進していきます。ひとつは大企業から中堅企業向けに、当社の得意とするオーダーメイド型の小型コンピュータの基盤環境に関するサービスを提供する「ITAS-プレミアム」で、もうひとつは中小企業向けに、当社の利用技術のノウハウを予めパッケージしたレディメイド型の統合基盤サービスである「ITAS-スタンダード」です。
「ITAS-プレミアム」については、現状のサービスのより効率化と標準化を追求しつつ、大型で長期的なサービスの獲得に力を注ぎ、事業基盤と利益の強化を図ります。
「ITASスタンダード」については、今まで、社内資源を割り当てられずに事業展開が遅れましたが、現在、専門の部署の立上げを完了しており、また複数企業との協業を開始しており、中期的に当社の顧客基盤と利益の強化に大きく貢献する計画です。
尚、「ITASスタンダード」とは、顧客企業毎のフルオーダーメイドでサービスをお客様にフィッティングさせ提供してきた中で、中堅・中小企業では必要とする機能の多くが同一のものである事が判明しましたので、中堅・中小企業向けに、複数企業間で同一である可能性が高い機能をあらかじめ決定した上で提供するサービスパッケージです。
顧客企業は「ITASスタンダード」の利用により、一切の標準的なIT資産(パソコン、OA用ソフト、サーバー、ネットワーク、セキュリティー機器、その対応をする人員)を所有する必要がなくなり、常に安定したIT環境を享受し本業へ集中する事ができます。また、サービスを標準化することにより、当社の収益構造も著しく効率化されるものです。
同時に次期は当社の主要事業領域である「企業向け小型コンピューターの基盤環境に対するアウトソース事業」の周辺事業に関しましても、ビジネスパートナー各社との連携・提携を軸に積極的に取り組んでいきます。
内部的には「顧客企業との密接な関係を堅持する仕組みづくり」、「全社的な現状業務の効率化の推進」、「社員の基本的能力を継続的に向上させる仕組みの構築」、「個人の貢献度の把握とその褒賞制度の確立」、「サービス及び企業の認知度の向上とそれによる見込顧客発掘の効率化」、「見込顧客アプローチの効率化手法の構築」、「各サービスノウハウの属人性の減少」を推進していきます。
特に「顧客企業との密接な関係を堅持する仕組みづくり」については業績拡大の為に優先度が高い課題と考えており、お客様担当部門と技術部門を一体化した組織への変更を主軸に、当社内部に残る創業期からの非効率業務の一掃を継続して行います。
但し、これらの内部的取組み及び「ITASスタンダード」の本格的展開の開始に伴い一定の先行投資が必要になる見込みである事などから、「飛躍開始の初年度」と位置付けております。
last update 2008/08/28




